ダンスホールだったワンフロア(約40畳)をリフォームしてLDKとして使っているT様宅の2階。
大型サイズのストーブの背面の壁と床には、いつか使おうと購入していた海外製のタイルが貼られ、居間のメインスポットに。
すごく広いスペースですが、暖房はどうされてますか?
パネルストーブが2枚とペレットストーブです。
昨年久しぶりにこちらに戻ってきてリフォームした際に、やはり気にしていたのは冬の過ごし方。灯油ストーブは見た目もイマイチだし、と思っていたところ、家をリフォームしてくれた業者さんが紹介してくれました。
ペレットストーブのことはご存知でしたか?
実は、ストーブの前に猫のトイレ用にペレットを購入していたことがあって。だから存在は知っていたのですが、それがストーブの燃料になるということはわかっていませんでした。
薪ストーブを調べるうちに、ペレットストーブがあることを雑誌で知って。これなら、と購入しました。昨年は3月に少し付けていた程度なので本格的な冬はこれからですね。
使ってみての感想はいかがですか?
このストーブは手動で着火するタイプなので、あたたまるまでには少し時間がかかりますが、寒い中で毛布にくるまって、火を付ける時間も楽しいんです。
全自動のストーブのように放置できないので、面倒をみてあげないといけないというか。火を囲んで家族で座る理由にもなりますよね。
旦那さんはアメリカの方ということで、反応はいかがですか?
火を付けるのはほとんど私なので、触らせてくれない、ってぼやいています(笑)。アメリカでは薪を使わないガス暖炉の家も。やはり、本物の火が見えるのはいいですよね。
東日本大震災の際には東京にいて、そうした災害時のことも考えていたとか。
そうですね。それもあって薪ストーブを検討していました。ペレットストーブは電気も使うのですが、少量なので小さなバッテリーがあれば、充分間に合うことが分かりました。冬期間の停電は北海道では死活問題ですからね。災害時にも安心できます。エネルギーを地産地消できるというのも嬉しいですね。
ストーブの掃除におすすめしているのが、ケルヒャーのバキュームクリーナー。紙パック式でパワーもあるので、木屑が舞わずに周りを汚すことなくお手入れが可能です。